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2012/06/02

[書評]知る、読む、使う! オープンソースライセンス

知る、読む、使う! オープンソースライセンス知る、読む、使う! オープンソースライセンス - 達人出版会
著者:可知豊
バージョン:1.0.0

今回は紙の本じゃなくて達人出版会という出版サービスから出版された電子書籍です。
達人出版会
最新の技術をいち早く日本語で読みたい。気になる技術をまとめて知りたい。
本になるまで待てないし、ネットの検索はノイズが多すぎる。
──そんな悩みを抱えたITエンジニア、ITユーザの願いを叶えるために、このサービスは誕生しました。
達人出版会は、主としてIT系の技術書籍をPDF・EPUBの電子書籍としてお届けする、
技術志向の方々のための出版サービスです。

今までだったらあんまり電子書籍とか手を出さなかったのですが、
今回の本のサンプルに見覚えのある果物の樹を育てたり看板を立てる話がありました。
昔、図書館で丸っきし同じ内容の本を読んだことがあり、疑問に思ってTwitterにつぶやいたら
「知る、読む、使う! オープンソースライセンス」の著者さんに実はその本も私が書きました、とのこと。
以前読んだ本もわかりやすかったし、以前とは違ってプログラミングをやるようになって
オープンソースのライブラリを使うことも増えてきたのでちょうどいい機会だと思って購入してみました。

本の内容はオープンソースライセンスについてガッツリ説明したものになっています。
第7章のオープンソースライセンスカタログは各種ライセンスの説明が載っているので役立つでしょう。
関連して伽藍とバザールを読むと楽しいかもしれないです。

せっかく読んだのでこのブログにも権利表示を載せてみました。
ブログの記事(テキスト・画像)についてはクリエイティブ・コモンズ3.0(表示-非利益-改変禁止)ってことで、
まぁ引用するならリンクしてね、勝手に売り物に載せたらだめだよ、改変はもちろん禁止という当たり前のもの。
ソースコードを載せることが多いですが、ソースコードはMITライセンス(表示-無保証)です。
表示は基本的にリンクしてねってくらい、プロダクトに組み込むのは割とどうでもいいって感じです。
自分ルールで独自ライセンスみたいになると良くないらしいので面倒ならライセンスの方が優先です。